#8 <ネット銀行比較>おすすめの住宅ローンについて考える(後編)
おはようございます。
40代を毎日イキイキと生きる!お金と時間と心の余裕を手に入れたい。
大手金融機関勤務のマーシーです。
このblogではおすすめの住宅ローン、筋トレ、朝活、不動産等について語っています。
それでは本編にいってみましょう!
第8回目の投稿は、おすすめの住宅ローンについて考える(後編)
について考えてみたいと思います。
第1回目でおすすめの住宅ローンについて考える(前編)の続きになります。
どこの住宅ローンがいいか?という質問に対して
ずばり<ネット銀行>がいいと回答させて頂いております。
もしよろしければこちら↓をご覧ください。
masaosanchanmel.hatenablog.com
それでは本編にいってみましょう!
=============================
<質問>
ネット銀行もいくつかあるみたいだけど、どこのネット銀行の商品がいいの?
<結論>
一概には言えません。
あなたの年齢や考え方で変わります。
でも、ネット銀行にも特徴がありますので今日は研究しましょう。
=============================
<理由>
住宅ローンに付帯する保険の保障内容等、
年齢によって適用される金利等が異なるからです。
また銀行によって付帯されるサービス内容が異なります。
それでは早速比較していきましょう!!
住信SBIネット銀行 |
paypay銀行 |
|||||
変動金利 (2023年3月現在) |
年0.430% |
年0.389% |
年0.390% ※対面の場合 |
年0.447% |
年0.550% |
年0.349% ※金利キャンペーン中 |
事務取扱手数料 |
借入金額×2.20% |
借入金額×2.20% |
借入金額×2.20% |
借入金額×2.20% |
一律330,000円 |
借入金額×2.20% |
保証料 |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
・全疾病保障無料付帯 |
・全疾病保障無料付帯 ・がん団信50%無料付帯 |
・全疾病保障無料付帯 ・3大疾病50%無料付帯(40歳未満) |
・がん団信50%無料付帯 |
・全疾病保障無料付帯 |
・がん団信50%無料付帯 |
|
団信オプション |
・がん団信100%付帯+0.2%上乗せ |
・がん団信100%付帯 +0.1%上乗せ(加入時年齢51歳未満) |
・3大疾病100%付帯+0.2%上乗せ(40歳未満) ・3大疾病100%付帯+0.4%上乗せ(40歳以上) |
・がん団信100%付帯 +0.1上乗せ(加入時年齢満50歳未満) |
・がん団信100%付帯+0.2%上乗せ(加入時年齢満50歳以下) ・夫婦連生団信加入+0.2%上乗せ |
・がん団信100%付帯 +0.1%上乗せ(加入時年齢51歳未満) |
特徴 |
・物件価格の80%以内で年0.38%適用 ・イオングループでのお買い物毎日5%OFF |
・年齢が40歳未満だと、3大疾病50%が無料付帯保障が手厚い |
・自己資金10%以上で年0.397%適用 |
・初期費用が一律330,000円と安い。 |
・最近住宅ローンに参入した |
|
向いている人 (マーシー的主観) |
・イオングループで日々お買い物をする人 ・店舗が全国に365日営業しているため、気軽に相談したい人 |
・40歳未満で保障を手厚くしたい人 ・50歳以上で保障内容を手厚くしたい人 |
・ソニーブランドが好きな人 |
・借入金額が高額で初期費用を抑えたい人 ・ペアローンでどちらかなくなった場合、残高を0にしたい夫婦連生団信加入希望 ・楽天経済圏が好きな人 |
- |
|
各銀行リンク先 |
|
※2023年3月1日時点のHPより抜粋しております。
※個人的見解を含みますのでご了承ください。
※最終的な内容はご自身でご確認をお願い致します。
※実際に適用される金利は審査状況や、各種条件により変わる場合があります。
今回の一覧表は各金融機関のHPから抜粋して加工しています。
実はHPに記載されている金利より低い金利で借りれるかもしれませんよ!?
個人でHP等も窓口で申込する場合は、非提携住宅ローンとなります。
不動産会社が各金融機関と提携している場合、提携住宅ローンという商品で
提携住宅ローンと非提携住宅ローンの違いは過去のブログをご参考ください。
masaosanchanmel.hatenablog.com
では、各ネット銀行のレビューを個人的な意見を踏まえて解説します。
※あいうえを順で紹介します。
=============================
イオン銀行住宅ローン
マーシー的お薦め度 ☆☆☆☆
イオン系列で買い物をする人 ☆☆☆☆☆
<主な特徴>
①住宅ローンご完済までず~っと毎日5%OFF
みなさん朗報です!
あれ、たしか5年間かつ、割引の上限がきまっていたと思ったのですが・・・
※2023年3月11にサービス改定が行われるようです。
以前は住宅ローンを組んでから5年間しか使えなかったので微妙かなと思っていたのですが、ななななんと!!住宅ローンを完済するまで使えるようになるです!
物価の値上げ等でサービス改悪したりする中、これはうれしい改定ですね!
②イオンゴールドカードセレクトを年間費無料で発行できるので、イオンラウンジが使えますね~。
※年間カードショッピング50万円以上など所定の条件を満たさないとです。
肝心の金利はというと
③変動金利で年0.43%
頭金が2割入ると変動金利で年0.43%→年0.38%
しかも、なんと!!今なら
④がん団信保障をオプションでつけると今なら金利上乗せが
通常お借入金利に年0.2%上乗せのところ、完済まで0.1%の上乗せで良いみたいです。
期間中、がん保障付住宅ローンにお申込いただき、2024年4月9日(火)までに対象商品をお借入いただいた方のようですので、早めにチェックしてください!!
イオン銀行をそんなに薦める気はなかったのですが、調べていくとかなりお薦めですね。
金利も低いし、保障を充実させようと思ったらがん団信もオプションで付けられる。
全疾病保障は金利上乗せなく保障としてついているようです。
イオン各店舗でお買い物する人はもうイオン銀行住宅ローンですね!!
=============================
マーシー的お薦め度 ☆☆☆☆
auユーザー ☆☆☆☆☆
<主な特徴>
①がん団信50%無料付帯
②がん団信100%付帯+0.1%上乗せ(加入時年齢51歳未満)
③auユーザーでau金利割が利用できる人(年0.289%適用で業界最低水準金利)
au金利優遇割とは、「auモバイル優遇割」と「じぶんでんき優遇割」をセットで利用した場合は、合計で最大年0.1%引下げするサービスです。
50%無料団信が付帯していて、金利も低いのでau割が使える人は、がん団信100%付帯しても、金利が低く選ぶ人は多いと思います。
ここの銀行は5年前くらいに住宅ローンに参入したのですが、急激に住宅ローンの貸出残高を伸ばしてきています。勢いのあるネット銀行の一つですね。
=============================
住信SBIネット銀行住宅ローン
マーシー的お薦め度 ☆☆☆☆
40歳未満または50歳以上 ☆☆☆☆☆
<主な特徴>
①3大疾病50%無料付帯(40歳未満)
②3大疾病100%付帯+0.2%上乗せ(40歳未満)
③50歳以上でも3大疾病が金利上乗せでつけられる
ほかのネット銀行の場合は全疾病保障とがん団信50%無料付帯のところが多いのですが、ここの銀行は実行時の年齢が40歳以下の場合、3大疾病が無料付帯される手厚さです。(3大疾病とは、がん・脳卒中・急性心筋梗塞です。)
40歳未満の方はお薦めですし、
また、50歳以上でがん団信に加入できる銀行は、現在のところ他社ではないため、特に50歳以上で金利上乗せして3大疾病を付帯できる点はお薦めです。
「スゴ団信」の保障内容はこちら。
=============================
マーシー的お薦め度 ☆☆
<主な特徴>
①がん団信50%無料付帯
②自己資金10%以上で金利引き下げ
③がん団信100%付帯+0.1%上乗せ(加入時年齢満50歳未満)
すみません・・・。
ソニー銀行は住宅ローンを昔からやっていて、がん団信50%付帯無料とかが刺さっていたのですが、ここ数年他社のネット銀行がどんどん参入し、がん団信50%付帯無料がデフォルトのようになってしまいました。
他社も金利を下げたりしているので、特徴がいまいちありません。。
=============================
マーシー的お薦め度 ☆☆☆
ペアローンや高額借入かつ短期完済予定の人 ☆☆☆☆☆
<主な特徴>
①初期費用が一律330,000円と安い。
②がん団信100%付帯+0.2%上乗せ(加入時年齢満50歳以下)
③夫婦連生団信加入+0.2%上乗せ
なんといっても初期費用がお安い!!
他のネット銀行は事務取扱手数料が借入金額×2.2%かかります。
例えば、借入金額が4,000万円とすると、4,000万×2.2%=880,000円となりますが
楽天銀行の場合一律330,000円のため、
その差はなんと550,000円となります。
また、ペアローンは通常それぞれが債務者になり、どちらか片方がお亡くなりになっても、お亡くなりになったほうの住宅ローンしか完済されません。
楽天銀行の場合、連帯債務者としてローンを組むことができるため、どちらか亡くなった場合、住宅ローンが全額完済される特徴があります。
「夫婦連生団体信用生命保険とは」
主債務者と、連帯債務者である配偶者さまのご夫婦お2人で加入することができる団体信用生命保険です。
返済期間中、ご夫婦どちらかに万一のことがあった場合、住宅ローン残高の全額に対し保険金が支払われるため、ご存命のかたは住宅ローン債務の返済が不要となります。
「夫婦連生団体信用生命保険」にご加入された場合、保険料分として、お借入金利に年0.2%の金利が上乗せされます。
初期費用抑えて、夫婦で団信に入りたい場合は、少し金利は高いですが楽天銀行を検討しましょう。
=============================
Pay Pay銀行
マーシー的お薦め度 ☆☆
<主な特徴>
①がん団信50%無料付帯
②がん団信100%付帯+0.1%上乗せ(加入時年齢51歳未満)
ここの銀行は、ほんと最近住宅ローンに参入してきました。
当初、参入時の金利は一番低かったと思いますが
他のネット銀行も金利を引き下げ競争をしてしまい、金利面での優位性が薄れて特徴がなくなってしまったと思います。
=============================
最後までお付き合いただきありがとうございました。
今回はネット銀行の比較をしましたがいかがでしたでしょうか?
金利や商品性は似ているものの、細かく見ますと適用条件とか各銀行によって異なりますので、実際はご自身で話を聞いて、比較をしてみてください。
それでは本日のまとめです。
<本日のまとめ>
③40歳未満、または50歳以上で団体信用生命保険の保障内容を手厚くしたい人は、住信SBIネット銀行がお薦め。
④初期費用を抑えたい、夫婦連生団信に加入したい人は楽天銀行がお薦め。
その人の、特徴にあったネット銀行を選んでください。
次回の更新もお楽しみにしてくれると嬉しいです。
ランキング参加しています。いいね!と思っていただけたらクリック応援をお願い致します。
マーシーにこんなことを聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にコメント等頂けますと幸いです。それではまた次回!
同じ内容になりますがスタンドエフエムという音声配信もしています。
よろしければ聴いてみてください!