#37お薦め本のご紹介~40歳からの予防医学【後半戦③】~メンタル編とまとめ
年間200冊読んでいるマーシーが読んで面白かったオススメ本をご紹介します。
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メンタルについてまとめていきます。
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鬱病について
①何事にも興味がなく楽しくない
②気分が重かったり、憂鬱で絶望的な気持ちになる
このどちらかにハイがついた時点でメンタルクリニック受診して話を聞いてもらったほうがいいとされているようです。
自分のメンタルを守る方法は2つ
①他責思考
②無責思考
この2つの考え方を取り入れるといいとされています。
まず、他責思考とは、「責任の所在は最終的に誰なのか?」を冷静に考え
自分の背負うべき荷物を最小限に減らす考え方が有効とされています。
無責思考とは、自分はやるべきことをやったのだからあとは野となれ山となれといった、過程を重視して結果にとらわれない考え方です。
完璧主義を捨て、ミスや過ちがあれば反省する要素だけ反省すればいい。
自分で自分のご機嫌をとってあげることが重要とされています。
上司の機嫌や会社のタスクより重要なものはじぶんの心です。
自分のメンタルを壊してまで優先することなどこの世にはありません
責任感を弱めて、貢献していることを意識して強めることが重要とされています。
緊張した状態が続くと血圧があがりやすくなっている要因となるため、適度な休憩をはさみ、リラックスるすることを取り入れましょう。
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マインドフルネスを取り入れる!
目を閉じて呼吸に集中し、浮かんでくる雑念を取り払ったり、歩きながら体の感覚に集中し、ほかのことは考えないようにするなど
普段の生活の中で意識しない部分に集中することを言います。
無意識のうちにルーティンで行われるのはマインドレスネスと言われています。
血圧を下げる効果であったり、腰痛を改善する効果が研究されています。
最も大事なことはルーティン化することだそうです。
●通勤中、自分が歩いている行為に意識を向けて他のことは考えないようにする
●起きて3分間は座って自分の呼吸にだけ意識を集中する等
早速取り入れてみましょう!!
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サルコペニア肥満に注意!
加齢によって全身の筋肉が低下することをサルコペニアと言います。
該当する人は死亡リスクや介護リスクがあがったという研究結果が出ています。
筋肉は収縮することで代謝経路が活性化し、筋細胞への糖分の取り込みがUPし、
血糖値が下がるというメカニズムになっています。
筋肉量が多い、筋肉を普段から使用する人ほど、糖尿病のリスクが下がるのです。
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すぐ病院にいくべき15の症状
①おしっこの泡立ちがきめ細やかになり、なかなか消えない
→尿蛋白の増加が原因。腎臓に炎症がおき腎不全の場合ろ過機能が働かずたんぱく質が漏れている可能性がある。
②血便が一定期間続く
→痔の可能もあるが、大腸がん腸の炎症の可能性。消化器内科を受診
③ハンマーで殴られたような頭痛
→くも膜下出血の可能性あり。今まで感じたことのない頭痛がしたら救急車を呼び脳神経外科にかかりましょう。
④胸や肩がずきずきする痛みがおさまらない
→心筋梗塞が起きると、胸だけでなく肩も痛む場合がある。押しても痛くならない、体をねじっても痛みが強くならない場合、内臓から生じている痛みの可能性があるため緊急外来を受診しましょう。
⑤なぜか体重がへる
→心当たりのない体重減少は癌の可能性がある。
また、糖尿病の可能性もあります。糖尿病が進行すると、インスリン機能が弱まります。その結果、自分の筋肉や脂肪を分解してエネルギーとして使用することになるため、体重が減ることがあります。
⑥血の混じった痰が一定間出る
→肺がんの可能性がある。呼吸器内科を受診しましょう。
⑦寝ているとき、下着がぐっしょりするくらいの汗が出る
→汗の量が異常に増えた、もしくは動悸の頻度が増えた場合は甲状腺ホルモン分泌が増えている可能性があり。内科または内分泌内科を受診してください。
⑧普段以上に気が滅入る、やる気が出ない、食欲がない
→甲状腺や副腎のホルモン分泌が減っている可能性があります。メンタルの可能性もある。女性の場合は、更年期障害の可能性もあります。
⑨声がかすれる・でなくなる
→喉頭がんの可能性があり。喫煙・飲酒量が多い人は要注意。耳鼻咽喉科へ受診
⑩急に怒りっぽくなる
→認知症が原因の場合がある。人間は脳の前頭葉という部分で感情をコントロールしているのですが、前頭葉が委縮すると感情をコントロールできなくなります。明らかに以前と違って性格が変わったなどの場合、神経内科や認知症外来を受診しましょう。
⑪おしっこがちょろちょろしかでない、もしくは頻尿
→前立腺肥大や前立腺がんの可能性がある。寝てから2~3回以上トイレにいくなら泌尿器科へ受診しましょう。
⑫のどが異常に渇く、1日に4リットルの水分を取る
→糖尿病が進行するとのどが異常に渇くときがあります。尿の中の糖分が多くなると、水を引き込むようになり、おしっこの量が増えます。その分の水分を体に取り入れないといけないので、のどが渇きやすくなる。また血糖値があがり血液がドロドロになると、血液を薄めるため人間の脳は水を飲めと指令を出すためのどが渇きやすくなります。スポーツドリンクで水分補給をすると血糖値が上がってしまうので絶対にしてはいけません。糖尿病が進行すると目のカスミ、しびれとった症状がでます。
⑬歩いているとふくらはぎが痛む
→歩いているとふくらはぎが締め付けられるよう痛み、しばらく休むと回復するが、また歩き出すと痛くなる。明日の動脈硬化である「閉塞性動脈硬化症」が進行している可能性がある。筋肉は活動するとき酸素を必要とし、酸素を運ぶのが血液。足の動脈硬化が進むと、満足に血液を運べなくなり酸素不足になり脚の筋肉が痛みます。放置すると血管が詰まって足が腐るので放置をしないように循環器内科を受診。
⑭目で見てわかる足のむくみ、片方だけの足のむくみ
→心不全、肝不全、腎不全の可能性が疑われます。10秒指で押して元に戻るのに40秒かかる場合は、心不全。血栓がおきていたり感染症のケースもあるので内科を受診しましょう。
⑮ささいなことであざができる
→白血病の可能性がある。血の血小板という血を固まらせる成分が少ないため、簡単にあざができしまう。まずは内科を受診しましょう。
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年代別やることリスト
「いますぐやること」
●ピロリ菌検査
●HPVワクチン(45歳まで)
●風疹ワクチン(昭和生まれ世代)
「40歳から」
●肝炎ウイルス検査(1回)
●マンモグラフィ(2年おき)
●細胞診(3年おき)細胞診+HPV検診(5年おき)
「50歳から」
●胃カメラ検査(2~3年おき)、バリウム検査(1~3年おき)
●便潜血検査(毎年)
●大腸カメラ検査(10年に1回)
●帯状疱疹ワクチン
「55歳から」
●低線量CT(ヘビースモーカーは毎年)
●PSA検査(55~69歳)
「65歳から」
●腹部超音波検査(65歳以降の喫煙男性)
●骨粗しょう症検診(女性は65歳から 男性は70歳から)
●肺炎球菌ワクチン(65歳から)
#36お薦め本のご紹介~40歳からの予防医学【後半戦②】~食事、生活習慣編
年間200冊読んでいるマーシーが読んで面白かったオススメ本をご紹介します。
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食事、生活習慣、についてまとめていきます。
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食事面からみていきます。
お薦めの食事を紹介されています。
①新鮮な果物
②野菜中心の食生活
③ナッツ
④卵の摂取量は週6個未満を心がける
⑤加工食品はできるだけ摂取しない
⑥全粒穀物を摂取する
⑦納豆などの発酵食品を食べる
全粒穀物とは、玄米や全粒紛の小麦使用のパンやそばが該当するようです。
これからパンは全粒紛のパンにします!
発がん性がある食べ物として
①赤身肉
②加工肉
が挙げられています。
赤身肉は、牛肉や豚肉等の赤い肉を指します。
加工肉は、ベーコン・ソーセージ・ハムといった加工して精製したお肉を指します。
身体にいいのはやっぱり「魚」
メインディッシュは魚を選びましょう!!
オメガ三脂肪酸は、心臓病予防にはっきり効果がでており人間の体に有益とされています。魚に含まれているようです。
魚を取り入れていきたいと思います。
じゃがいも、ポテチ、フライドポテト、焼き芋、ゆでいも、マッシュポテトは高血圧と体重増加を促す食べ物とされているため、なるべく食べないようにしましょう。
焼き芋好きなので…控えます(笑)
危険な食べ物「マーガリン」
こちらには、「トランス脂肪酸」といったアメリカでも販売禁止となっているものが多く含まれており、体に悪い影響を及ぼすようです。
この「トランス脂肪酸」はクッキーやドーナッツを作るときの材料となるショートニング、ファーストフードに含まれています。
LDL(悪玉)コレステロールを増加させ、HDL(善玉)コレステロールを低下させ、動脈硬化を進行させて、脳卒中や心筋梗塞を引き起こします。
糖尿病や認知症のリスクも高まるようで、WHOが食品に含まれるトランス脂肪酸を根絶するという方針を掲げたようです。
パン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物等に含まれているようです。
このトランス脂肪酸が含まれている食品をなるべく摂取しないことを意識しましょう。
以下のサイトを参照ください。
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飲み物について
飲酒に関しては、ノンアルコールビールで「0カロリー、0糖質」とうたっておりアルコールがないのでがんリスクは軽減できますが、「アセスルファムK」という人工甘味料が含まれており体にいい飲み物ではないようです。
コレステロールや心臓病に効果がある飲み物は
「緑茶とウーロン茶」だそうです。
カテキンといった抗酸化作用があるポリフェノールの1種が含まれているようです。
抗酸化作用っていい言葉ですよね。
緑茶は、悪玉コレステロールを下げる行があるとされているようです。
これは飲まないと!!
ウーロン茶は糖尿病の指標であるHbA1Cが低下したというデータがあるようです。
水よりお茶のほうが身体にいいという研究結果があるようですので、明日から緑茶を飲んでいきたいと思います。
熱い飲み物は体に悪いとされているようで、熱ければ熱いほど食道がんのリスクが上昇したという結果があるようです。ちょっと注意しましょう。
【飲んではいけないもの】
①砂糖入り缶コーヒー
砂糖を大量に含んでいるからです。砂糖には
①糖尿病になる
②肥満になる
③心筋梗塞リスクがあがる
④虫歯になる
⑤がんのリスクがあがる
⑥認知症のリスクがあがる
⑦脂肪肝になりやすくなる
デメリットばかりありますね。もう飲みません。
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おやつについて
カカオ成分が70%以上の入カカオチョコレート
ナッツ
この2つをお勧めしていました。
チョコレートには血圧を下げる効果があるようです。
ポリフェノールの1種でフラボノールが一酸化窒素を合成し、それが血管を押し下げ血圧が下がるのではないかと言われているようです。
ナッツには不飽和脂肪酸と呼ばれる、LDLコレステロールを下げ、HDLコレステロールを上げる効果があるとされています。
まさにうってつけです。
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卵について
たまごについては明確なエビデンスはないものの、コレステロールを多く含む食品のため、食べ過ぎは良くなさそうです。
週に6個くらいまで1日1個を目安にしたいと思います。
でも、卵びっくりするくらい高くなっていますね・・・このまえ350円で目を疑ってしまい買うのを諦めました涙
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牛乳ついて
牛乳と前立腺がんによる死亡リスクは密接な関係があったという結果が出ているようです。
怖いですね。前立腺がんちょっと私怖いんです。
前立腺がんの家系の人は牛乳は避けたほうがよさそうと著者は述べていましたので、飲みすぎに注意します。
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前立腺肥大ついて
60歳以上の男性2人に1人はなっている老化現象の1つのようです。
症状は以下3つ
①残尿感が消えない
②トイレが近くなり、毎日尿意のせいで夜中に起こされてしまう
③尿意があるのになかなかでない、または逆にトイレに何度もいってしまう
豆腐、納豆、きなこ、みそといった大豆をつかった食品にイソフラボンが含まれており、これが前立腺肥大の予防効果があるとされているようです。
野菜中心の食生活を心がけて、大豆製品を取るといいとされているようです。
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食事関係のまとめ
「高血圧には」
果物、高カカオチョコレート、減塩食
「糖尿病には」
全粒穀物、果物、野菜、地中海食
「脂質異常症には」
緑茶、ナッツ、魚
「高尿酸血症には」
コーヒー、ヨーグルト
だそうです。
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生活習慣をみていきます
みなさん急いで食べていませんか?
ドカ食いは体によくありません。
30回咀嚼をしましょう。あまりかまずに食べると、血糖値が急激に上がります。
血糖値スパイクと呼ばれ、糖尿病になり高血糖状態が続くと、活性酵素と呼ばれる有毒な物質が生まれて血管にダメージを与えるようです。この状態が続くと血管がボロボロになるようです。
食べる順序も野菜から食べたほうが血糖値の上昇を抑えられるようです。
また食事量が多いと血糖値が上がるため、腹八分目を目指しましょう。
そして、食べてから20分後に満腹感を感じるようですので、食事はゆっくり食べるようにしましょう。
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歯周病について
40歳を超えると半数が歯周病になっているようです。
放置すると合併症を起こすようで、心筋梗塞や心臓病のリスクを上げるようです。
口の中は血管が豊富で歯周病菌が口の血管から全身の血液に回り炎症を起こし、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞のリスクを上げるようです。
半年に1回は歯石を除去してもらいましょう。
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運動について
1日たった15分の運動で死亡リスクが14%も減るようです。
歩数は8000歩を1日の目安とするといいとされているます。
30分以上すわりっぱなしも体に良くないとされていますので、くれぐれも気を付けましょう。
運動することで全身に血液を送り出す心室に筋肉がつき、心臓の動きもよくなるようです。
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睡眠時間について
理想は7時間とされているようです
寝すぎもよくないし寝不足もよくないようです。
7時間睡眠を目指しましょう。
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認知症予防について
発症からの生存期間は7年から10年とされています。
高血圧、糖尿病があれば認知症になりやすくなるとされています。
血流が送れなくなり、認知症に移行するという話です。
特に注意なのが「難聴」です。
脳は五感から刺激を受けているため、聴覚からの情報が入らなくなると脳の劣化が始まるとされています。
難聴の対策としては、補聴器で。補聴器の使用が認知症の機能低下を緩やかにするとされています。極力早めに付けたほうがいいため、耳鼻咽喉科に受診して下さい
60分以上の昼寝に注意とされており、60分以上の昼寝は認知症のリスクを高める研究結果があるようです。やはり睡眠も7時間程度がいいようです。
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骨粗しょう症について
1日15分日光を浴びよう!ガラスごしでは意味がないとされています。
日光をあびることでビタミンDを摂取できるようです。腸からのカルシウム吸収を促進する作用があるとされています。不足しているとカルシウムを吸収できず骨がもろくなるようです。
ビタミンDは魚・キノコ類・卵に含まれているようですので意識して摂取しましょう。
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高齢者がうつべき2つのワクチンについて
「肺炎球菌ワクチン」と「帯状疱疹ワクチン」です。
肺炎球菌とは体に侵入する肺炎を起こす細菌で悪化すると肺から血液まで金がまわる菌血症となり、3人に1人が亡くなるといわれて高齢者には致命的な感染症のようです。
23価ワクチンは5年間、13価ワクチンは一生とされています。基本的には65歳からとされていますので推奨していました。
「帯状疱疹ワクチン」ですが、高齢者となり免疫機能が低下したさいに、再び活性化し、帯状疱疹ウイルスが目に感染すると失明したり、脳へ直接感染する危険性もあるとのことです。また後遺症で神経痛に一生悩まされるケースもあり、ワクチンを打つことで免疫機能を強化し、再活性化のリスクを下げたり患った時の後遺症の頻度を下げる効果が期待されます。50代から発症率があがるためワクチン接種を検討したほうがいいようです。
#35 お薦め本のご紹介~40歳からの予防医学【後半戦①】~
年間200冊読んでいるマーシーが読んで面白かったオススメ本をご紹介します。
選書の参考になったら いいね!ボタン押していただけると嬉しいです。
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死ぬまでに二人に一人が癌に罹患していると聞きますよね?
今回は、癌について見ていきましょう!
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「胃がん」です。
胃がんの大半はピロリ菌が原因と言われているようです。
慢性的に胃を荒らして炎症を起こすようです。
炎症から胃がんいなるみたいで・・炎症は怖いですね。
40代では5人に1人、60代では2人に1人以上ピロリ菌にかかっているとか
血液検査でだいたいわかるみたいです。
私も早速、検査に申込してみました!結果をご報告しますね。
ピロリ菌検査を1度行い、陰性であればおおむね安心できるようです!!
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「肝臓がん」についてみていきます。
肝臓がんはほぼ、肝炎ウイルスによって引き起こされているとのこと。
10年から20年ほど、無症状なのがこの怖い病気だということです
腹痛や黄疸がでている頃には、肝硬変や肝臓がんになっている可能性が高いということです。
転移がなければ手術できますが、気づいたころには手遅れが多いとか…恐ろしいですね。
肝炎ウイルス検査は40歳から受けれるようです。ピロリ菌検査もそうだった気がします。
40歳になったら肝炎ウイルス検査をうけておくことをお勧めしていましたので
私も早速自治体に申込してみたいと思います。
そういえば前に案内が来ていた気がしたけど、やっぱりめんどくさいとなり
きになってそのままにしていました(笑) いけませんね。
今年の夏ごろから自治体で申込できるようなのでやってみます~!
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「胃がん」についてです。こちらも早期発見できるようです。
やり方としては、2つ
①バリウム検査(40歳以上毎年受ける)
②胃カメラ検診(50歳以上に2年に1度受ける)
バリウム検査はスキルス胃がんを発見しやすい一方レントゲンを読解する医師によって左右されやすい
胃カメラは目視するため、喉頭がん、食道がんの早期発見に役立つようです。
胃カメラって怖いイメージですが50歳になったら受診を検討してみます。
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「大腸がん」についてです。食事の欧米化によって大腸がんも増えているようです。
症状として3つあります。
①便秘
②鮮血便
③貧血でめまい・ふらつきが起こる
検査方法として、「便潜血検査」が有効とされています。
大腸にガンができると、見た目ではわからない程度の血液が便に混ざるようです。
これを検査しているのですね。
非常に有効な検査方法のようですが、約6割の人が受けていないようです。
健康診断で受診をぜひしてみましょう。私も以前ひっかかりました。
大腸内視検査という方法もあり、こちらは事前の準備が大変で
前日から下剤を内服し、当日朝から水を2リットル飲んで腸を空っぽにして検査をうけるというものです。
大腸ポリープがみつかったら、それが大腸癌のリスクを上げるものなのか確認することがいいとされています。
費用や負担を考えると、10年に1度くらいの受診でいいとのことでした。
以前私も、受けたことがあるのですが非常に大変な準備が必要でした。
その時に、ポリープがあるといわれたような気がしたのですが・・・大事なことを完全に忘れています。
10年たつので、どこかで受診を検討したいと思います・・・。
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「乳がん」についてです。
女性のがん罹患率第一位とのことです。
検診の王道は「マンモグラフィー」です。なんでしょうか?
乳房専用のレントゲンで様々な角度から乳房を撮影して、がんの有無を確認する方法のようです。
日本では40歳以上からとされています。40歳を超えたら2年に1度マンモグラフィ検査を受け、「高濃度乳房」という指摘を受けたら乳房エコーの受診を検討するのが良いとされています。
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「肺がん」についてです。
死亡率第一位のがんとのことです。
主な症状としては2つ
①咳が激しく出たり、血の混じった痰がでる
②気管支の通り道が狭くなり、呼吸をするときにピーピーという音が生じる
大半の原因は喫煙と受動喫煙
禁煙しましょう。それが一番の効果です。
たばこで動脈硬化がすすみ、コブができると腹部大動脈瘤という病気にかかりやすくなるといわれています。腹部エコー検査で早期発見できれば手術できるようですので、高齢者×喫煙者×男性であれば、リスクが高まるのでおすすめとのことでした。
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「前立腺がん」についてです。
男性罹患率第一位のがんとのことです。
主な症状としては3つ
②尿道をふさいで、おしっこがでなくなる
③背骨の腰椎に転移しやすく、転移すると強烈な腰の痛みを感じる
私も①が該当しますね。怖いです。
高齢男性におおい、前立腺肥大と前立腺がんは症状だけでは区別できないようです。
PSA検査という、前立腺で分泌されるたんぱく質を検査する、この数値が高くなると早期発見のスクリーニングができるようです。
だだし、前立腺肥大や炎症でもこの数値があがるため、有益な検査方法としては確立されていないが、家系で前立腺肥がんの人がいる場合は、がんのリスクが上がるため確認しておいたほうがいいとされています。
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もっとも恐ろしい「膵臓がん」についてです。
食べ物を消化するための膵液を作ったり、血糖値を下げるインスリンというホルモンを作ります。
なかなか症状がでないため、症状が出たころには手遅れがおおいとのことで、スキルスがんとか、沈黙の臓器と言われているようです。
発見が遅くなるため、5年生存率は癌の中でも最も低い8.9%だそうです。
この発見にはどうしたらいいのでしょうか?
主な症状としては3つ
①「心当たりのない血糖値の上昇」
インスリンの分泌が悪くなり、血糖コントロールができずHbA1Cの値が悪くなるようです。
②「お腹や背中の痛み」これも症状の一つとされています。
③「黄疸」これが3つ目の症状です。胆管が封鎖され、胆汁が逆流し黄疸を引き起こすとされています。
これらの症状がでたら、くれぐれも注意して早めの受診をこころがけましょう。
「肥満・糖尿病・喫煙・飲酒」これらがリスクを上げる要素とされています。
健康体が一番ですね。
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これになるリスクは「飲酒と喫煙」です。
もう飲酒と喫煙はいいことないですね。
タバコを吸うと、吸っていない人の約13倍喉頭がんになる可能性が高まるようです。
「食道がん」の初期症状は2つ
①胸の奥がしみるような感じがしたりちくちくする痛みがある。
②食べ物がつかえるような感じがする
また、声帯に転移すると「声がかすれる」といった症状が出るみたいです。
「喉頭がん」の症状
①耳がつまった感じがする
②声がかすれる
喉頭がんが大きくなると食べ物が通りづらくなり、気管を塞ぎ呼吸がしずらくなるようです。
有効な検診がこの2つのがんにはないようです。困りましたね。
胃カメラで観察すると見つかったりするようです。胃カメラを検討しましょう。
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「膀胱がん」についてです。
比較的、治りやすいがんとされているようです。
初期症状
①頻尿になる
②尿道近くにがんができると、排尿痛が起きる
膀胱がんの一般的な症状は「血尿」です。
色に違和感を覚えたらすぐ泌尿器科に受診しましょう。
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がんに共通する3つの症状とは
①心当たりのない体重減少
②熱が出たり下がったりする
③体から血が出る
①がん細胞は人間のたんぱく質や脂肪をエネルギーとして成長し
がんの成長に伴い、筋肉がおち体重が減少するようです。
何もしていないのに半年から1年の間に体重が5%減るようであれば異常なため
すぐ内科に受診しましょう。
②3週間以上38度以上の熱が出たり下がったりする状態が続くと、がんの可能性が疑われます。熱とともに、食欲がない、吐き気がする、倦怠感がする症状があれば内科に受診しましょう。
③がんそのものから出血するため、生理や痔以外からの出血で、体から血が一定期間で続けるようであれば異常があるため、内科に受診しましょう。
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がん検診を何歳まで受けるべきか?
についての答えは75歳を1つの目安にするべきとしています。
がんを発見しても体力面で手術適応がなかった
検診を受けても死亡率に影響がなかった
等のデータに基づき目安とされているようです。
一つの参考にしたいと思いました。
日本人男性の平均寿命が81歳で健康寿命が72歳のようです。
75歳まであと何年生きれるのかを意識して、健康的に過ごせるようにしたいと思います。
今回の著書はこちらです!
著者:森勇磨さん
めちゃくちゃおすすめ~
#34 お薦め本のご紹介~40歳からの予防医学【前半戦】~
年間200冊読んでいるマーシーが読んで面白かったオススメ本をご紹介します。
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【健康寿命】ってきいたことありますか?
平均寿命から、「寝たきりや介護状態が必要になる期間」を差し引いた期間で
男女差はありますが、約10年くらいのようです。
約10年も「介護・寝たきり」の期間を過ごさなくてはいけないなんて・・・
そんな疑問に切り込んだ観点から見た1冊をご紹介。
最近、「健康」について考える機会が増えました。
そんな中、出逢ったとても勉強になる素晴らしい著書となります。
著者は森有磨さん
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まずは「血圧」からいきます。
40歳を超えると日本人の約半数が高血圧になるといわれています。
高血圧を放置しておくと、その圧力によって血管の壁が傷つき、動脈硬化が進行します。心筋梗塞、脳出血、大動脈解離、大動脈瘤破裂といった命関わる重大な病気リスクが上がり、腎臓の機能も低下します。
高血圧はあらゆる大病を招く恐ろしい生活習慣病なのです。
40歳からの予防医学より引用
血圧を侮っていました。血流や血圧はとても大切なんですね。
高血圧になると、血管の壁が厚く硬くなり、血流が悪くなる(動脈硬化)
腎臓の機能低下や脳出血につながる。
薬を飲まないに越したことはありません。生活習慣の改善で下げていきましょう。
40歳からの予防医学より引用
私の血圧は今のところ大丈夫そうです。
130以上→高血圧。運動と食事で改善が必要
140以上→薬での治療が必要
上の血圧は130未満、120以下が好ましいようですね。
120以下を目指して、血圧はなるべく測るように意識していきます。
糖尿病や脂質異常症で動脈硬化が進むと高血圧になるリスクが高まるようです。
生活習慣病なので、日々の健康から気を付ける必要がありそうです。
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「糖尿病」をみていきます
- 目がかすんだり、蚊のようなものが見える
- 頻尿やのどが頻繁に乾く
- インスリンというホルモンが利用できず、筋肉や脂肪を分解し体重が減少する
- 神経障害で手足がしびれたり、白血球の効果が薄れ風邪をひきやすくなる
「サイレントキラー」と言われ、ある程度進行しないと病状がでないので怖いようです。
空腹時血糖とは健康診断で採血した血液中の糖の量。
血糖値が高い状態であると、血管が傷つき、修復が間に合わない状態が続くと
失明や四肢切断、糖尿病腎症が進行し、人工透析が必要となるようです。
炭水化物の過剰摂取、食物繊維不足、飲酒過多、運動不測のような生活習慣は血糖上昇につながるので注意とされています。
・食事面
→野菜から食べるようにし、間食は避ける。炭水化物をなるべく減らすこと。
・運動面
→階段を上ったり、1駅歩くなど、日常的な運動習慣を取り入れること。
休みの日は軽く汗をかく程度の運動を取り入れること。
運動は取り入れていますので、食事面を気を付けていきたいと思います。
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「脂質」をみていきます
脂質とは、血液中のHDLコレステロール(善玉)、LDLコレステロール(悪玉)、中性脂肪を指しています。このバランスが崩れている状態を脂質異常症とされています。
まさに私は「脂質異常症」を指摘されています。
脂質のバランスが崩れると、血管が傷つき、動脈硬化が起こり、進行すると心筋梗塞や脳卒中のような生命の危機にかかわる病気になる恐れがあるとされています。
HDLコレステロールは、全身から余分なコレステロールを回収したり、除去してくれるため一般的には高いほうがいいとされています。
LDLコレステロールは、全身にコレステロールを供給する役割を持っており、HDLによって回収されないと血管に沈着してしまい動脈硬化の原因となるため一般的には低いほうがいいとされています。
動脈硬化性疾患発症予測ツールというものがありましたのでご紹介します。
早速試してみました。血圧と血糖値の内容がわかればすぐできますし
無料ですぐでますのでよろしければお試しください。
また、吹田スコアという判定基準チェックシートもあるようです。
また、中性脂肪の数値が高いと急性膵炎のリスクが高まるようです。
「要注意:LDL160、中性脂肪300 必ず受診:LDL180、中性脂肪500」
40歳からの予防医学より引用
上記数値が当てはまる方は、すぐ病院で医師に相談しましょう!
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「尿酸値」をみていきます
尿酸とはプリン体といわれ、体内で分解された際にできる物質をさすようです。
尿酸値が高いと、関節内で結晶化され「痛風」と言われる炎症が起こり
足の親指の付け根あたりや、関節、足首に生じたりするようです。
また「尿管結石」が生じるようで、石ができて尿管が詰まり激痛となるようです。
友人も尿管結石になっていました・・・・怖いですね。
基準値におさまるよう気を付けましょう。
プリン体のとりすぎは気をつけたほうがよさそうです。
食べ物は身体を作るんですね。
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「腎臓」をみていきます
腎臓の働きとして、
「体にとって重要な成分を残し、不要な物質を尿として外に出す」というろ過機能をもっています。
40歳からの予防医学より引用
めちゃくちゃ重要な器官のようですね。
尿たんぱくが陽性になっているようであれば、必ず再検査が必要なようです!
GFRの値が45を切っていると腎臓病の疑いがあるようです。
腎臓の機能が落ちるのは、高血圧や糖尿病といった生活習慣病に起因することがほとんどです。
40歳からの予防医学より引用
腎臓病は人工透析が必要となることが多いみたいですので、リスクの高い人はGFRの測定をする必要があるようです。
早速試してみました。年齢、性別、血清クレアチニン値を入力すると出てきます。
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「肝臓」をみていきます
私の肝臓は優秀です。お酒を飲んでいないからでしょうか・・・。
肝臓の働きとして3つの働きがあります
①栄養の代謝
②解毒
③消化酵素の分泌
1つ目の代謝は、糖、たんぱく、脂質は肝臓で代謝してくれているようです。
2つ目の解毒は、有害物質や異物の解毒を行ってくれているようです。
3つ目の消化酵素の分泌は、コレステロールから胆汁を合成し、すい臓からでる消化酵素の作用を助ける働きを持っているようです。
脂肪肝→脂肪肝炎→肝硬変→肝臓がんといった流れをたどるようです。
お酒を飲まなくても脂肪肝になるようです。生活習慣病からなるみたいで
食事と運動が重油のようです。
BMIが25以上だと脂肪肝になる割合が高いようですので、BMIも注意しましょう。
適正な体重から+4キロのほどありました。BMIは範囲内に収まっています。
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「貧血」をみていきます
貧血は絶対に軽く見てはいけないと著者は言っております。
ヘモグロビン「Hb」という血液検査の項目をチェックしてください。
血液検査で何でもわかりますね。
男性は13、女性は12、妊婦・高齢者は11を下回ると貧血に該当します。
男女問わずヘモグロビンが10を切っていたら必ず受診しましょう。
40歳からの予防医学より引用
女性の場合、子宮筋腫、子宮内膜症、ポリープ等の病気の可能性があると著者は警告しています。
男性の場合、胃がん、大腸がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の可能性があると著者は警告しています。
「女性の貧血、ひどい生理痛にはなにか病気が隠されている可能性がある」と肝に銘じておいてください。
男性の貧血の場合は、ほとんどの場合「何か異常がある」ので絶対に放置してはいけません。
40歳からの予防医学より引用
ヘモグロビンは隠れている病気の危険信号を察知する重要な指標のようですので、血液検査の項目を必ずチェックしましょう。
~後半戦に続きます~
今回の著書はこちらです!
著者:森勇磨さん
めちゃくちゃおすすめ~
#33 お薦め本のご紹介~医師が教える最強の間食術~
年間200冊読んでいるマーシーが読んで面白かったオススメ本をご紹介します。
選書の参考になったら いいね!ボタン押していただけると嬉しいです。
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小腹がすいたときに間食するのは悪か?
そんな疑問に切り込んだ観点から見た1冊をご紹介。
私も実践している一人であります。
私が食べているのは、「明治チョコレート効果 カカオ86%」です。
最初は72%→86%→95%と段階的にあげていったのですが、95%が苦すぎて私には合わず、86%に落ち着いております。
72%が苦いと感じる方は普段から甘いものを摂取している可能性がありそうです。
【結論】
食べるもの、食べ方を気を付ければ問題ない
その食べ物はずばり「高カカオチョコレート(カカオ成分70%以上)」です。
【カカオの成分】
・体の老化を防止するポリフェノールがたっぷり含有されている
・整腸作用のあるカカオプロテイン
・疲労回復、ストレス解消効果のデオブロミン
と栄養満点
【1日の摂取量目安】
1ピースを5gとした場合、25g約5枚程度
著者のお薦めの摂取回数は1日5回、を1ピース毎に食べる。
「朝起きて食べる」「朝食前」「昼食前」「おやつ」「夕食前」です。
【高カカオチョコレートが良い理由】
- 脳の血流量が増え、認知機能が高まる可能性
- 血液をサラサラにし悪玉コレステロールを減らしてくれる
- 食物繊維が豊富で腸内環境を整える
- 強い抗酸化力を持つポリフェノールがアンチエイジングにつながる
- インスリンの働きを高めて血糖値を調整してくれる
- 身体にいい良質な脂肪酸が入っている
- ミネラルもバランスよく含まれている
本書の引用(本編より)
カカオポリフェノールを摂取することで、脳の血流量が増えBDNFを含む血流が増加することによって、脳の認知機能が高まる可能性があるのです。
近年では、カカオポリフェノールに含まれるフラボノイドにも、血管をしなやかにする働きがあることも発見されましたカカオポリフェノールには、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールが増えるのを抑える作用もあります。
カカオ成分のデオブロミンのリラックス効果とストレス軽減効果はストレスによる免疫力低下も防いでくれるため、免疫力アップに期待できます。
今回の著書はこちら
美味しいですよ~お薦めです。
最初はこちらからチャレンジするのが良いと思います。
合う合わないがあると思いますし、どんなものでも
やりすぎや食べ過ぎは逆にマイナスになりますので適度に摂取をお願い致します。
~おまけ~
昨日、父にも勧めてみました。
本日は3時に起床しました。
昨日はジムいきましたので今日はお休みです。
これから早朝ウオーキングに行ってきます
#32 「己を鍛え上げることを惜しまぬものはいずれ必ず天賦の才あるものを凌ぐ」という名言
「己を鍛え上げることを惜しまぬものはいずれ必ず天賦の才あるものを凌ぐ」
by今川義元
【大河ドラマ:どうする家康より】
大河ドラマ:「どうする家康」見られていますか?
本日録画していたビデオを見て感動していましました
今川氏真の妻に対して、「今川義元」が桶狭間の戦いに出陣する前に、
溝端淳平さんが演ずる「今川氏真」(今川義元の嫡男)への想いを語った場面での名台詞です
今川義元は有名ですよね。桶狭間の戦いで、今川軍(25,000人~45,000人)の軍勢に対して
織田軍(3,000人~5,000人)が雷雨の中奇襲攻撃を仕掛けて、今川義元を討ち取った戦いです。
徳川家康は、人質として今川義元の元で、兄弟のように今川氏真と切磋琢磨して暮らしていました。
今川家は滅亡してしまうのですが、最終的には徳川家康の庇護のもと、77歳まで生き延びることに成功し
子供たちも徳川家に仕え、血筋を絶やすことはありませんでした。
戦国時代で明日は命があるかわからない時代に、自分のプライドを捨て
自分のやりたいことをやりながら生き延びた氏真は勝ち組ではないかと思いました。
今川家を絶やしてしまった2代目ボンボンというあまりいいイメージを持っていなかったのですが、
溝端淳平さんの演じる今川氏真がとても上手で好感度が爆上がりしました
歴史から学ぶことが多いですね
努力は人を裏切らない。
きっと受験にも通じることだと思いますし受験以外の人生においてもそうだと思います
「三つ子の魂百まで」ということわざはご存じですよね?
3歳頃までに人格や性格は形成され、100歳までそれは変わらない。
これを教訓にして子育てをしたいと思っています。
ムスメよ、あきらめるな頑張ろう!
掛川城にいってみたくなりました!
#31 早朝ウォーキング
今朝は5時に起床し、ウォーキングしてきました。
朝日がとても素敵でした!
今日も平和で朝を迎えられたことに
手を合わせて感謝しました。
朝の空気はとても澄んでいて気持ちいいです。
小鳥のさえずりを聞きながら、凛とした空気に幸せを感じます。
是非おすすめです!
さくら綺麗でした!