#35 お薦め本のご紹介~40歳からの予防医学【後半戦①】~
年間200冊読んでいるマーシーが読んで面白かったオススメ本をご紹介します。
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死ぬまでに二人に一人が癌に罹患していると聞きますよね?
今回は、癌について見ていきましょう!
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「胃がん」です。
胃がんの大半はピロリ菌が原因と言われているようです。
慢性的に胃を荒らして炎症を起こすようです。
炎症から胃がんいなるみたいで・・炎症は怖いですね。
40代では5人に1人、60代では2人に1人以上ピロリ菌にかかっているとか
血液検査でだいたいわかるみたいです。
私も早速、検査に申込してみました!結果をご報告しますね。
ピロリ菌検査を1度行い、陰性であればおおむね安心できるようです!!
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「肝臓がん」についてみていきます。
肝臓がんはほぼ、肝炎ウイルスによって引き起こされているとのこと。
10年から20年ほど、無症状なのがこの怖い病気だということです
腹痛や黄疸がでている頃には、肝硬変や肝臓がんになっている可能性が高いということです。
転移がなければ手術できますが、気づいたころには手遅れが多いとか…恐ろしいですね。
肝炎ウイルス検査は40歳から受けれるようです。ピロリ菌検査もそうだった気がします。
40歳になったら肝炎ウイルス検査をうけておくことをお勧めしていましたので
私も早速自治体に申込してみたいと思います。
そういえば前に案内が来ていた気がしたけど、やっぱりめんどくさいとなり
きになってそのままにしていました(笑) いけませんね。
今年の夏ごろから自治体で申込できるようなのでやってみます~!
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「胃がん」についてです。こちらも早期発見できるようです。
やり方としては、2つ
①バリウム検査(40歳以上毎年受ける)
②胃カメラ検診(50歳以上に2年に1度受ける)
バリウム検査はスキルス胃がんを発見しやすい一方レントゲンを読解する医師によって左右されやすい
胃カメラは目視するため、喉頭がん、食道がんの早期発見に役立つようです。
胃カメラって怖いイメージですが50歳になったら受診を検討してみます。
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「大腸がん」についてです。食事の欧米化によって大腸がんも増えているようです。
症状として3つあります。
①便秘
②鮮血便
③貧血でめまい・ふらつきが起こる
検査方法として、「便潜血検査」が有効とされています。
大腸にガンができると、見た目ではわからない程度の血液が便に混ざるようです。
これを検査しているのですね。
非常に有効な検査方法のようですが、約6割の人が受けていないようです。
健康診断で受診をぜひしてみましょう。私も以前ひっかかりました。
大腸内視検査という方法もあり、こちらは事前の準備が大変で
前日から下剤を内服し、当日朝から水を2リットル飲んで腸を空っぽにして検査をうけるというものです。
大腸ポリープがみつかったら、それが大腸癌のリスクを上げるものなのか確認することがいいとされています。
費用や負担を考えると、10年に1度くらいの受診でいいとのことでした。
以前私も、受けたことがあるのですが非常に大変な準備が必要でした。
その時に、ポリープがあるといわれたような気がしたのですが・・・大事なことを完全に忘れています。
10年たつので、どこかで受診を検討したいと思います・・・。
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「乳がん」についてです。
女性のがん罹患率第一位とのことです。
検診の王道は「マンモグラフィー」です。なんでしょうか?
乳房専用のレントゲンで様々な角度から乳房を撮影して、がんの有無を確認する方法のようです。
日本では40歳以上からとされています。40歳を超えたら2年に1度マンモグラフィ検査を受け、「高濃度乳房」という指摘を受けたら乳房エコーの受診を検討するのが良いとされています。
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「肺がん」についてです。
死亡率第一位のがんとのことです。
主な症状としては2つ
①咳が激しく出たり、血の混じった痰がでる
②気管支の通り道が狭くなり、呼吸をするときにピーピーという音が生じる
大半の原因は喫煙と受動喫煙
禁煙しましょう。それが一番の効果です。
たばこで動脈硬化がすすみ、コブができると腹部大動脈瘤という病気にかかりやすくなるといわれています。腹部エコー検査で早期発見できれば手術できるようですので、高齢者×喫煙者×男性であれば、リスクが高まるのでおすすめとのことでした。
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「前立腺がん」についてです。
男性罹患率第一位のがんとのことです。
主な症状としては3つ
②尿道をふさいで、おしっこがでなくなる
③背骨の腰椎に転移しやすく、転移すると強烈な腰の痛みを感じる
私も①が該当しますね。怖いです。
高齢男性におおい、前立腺肥大と前立腺がんは症状だけでは区別できないようです。
PSA検査という、前立腺で分泌されるたんぱく質を検査する、この数値が高くなると早期発見のスクリーニングができるようです。
だだし、前立腺肥大や炎症でもこの数値があがるため、有益な検査方法としては確立されていないが、家系で前立腺肥がんの人がいる場合は、がんのリスクが上がるため確認しておいたほうがいいとされています。
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もっとも恐ろしい「膵臓がん」についてです。
食べ物を消化するための膵液を作ったり、血糖値を下げるインスリンというホルモンを作ります。
なかなか症状がでないため、症状が出たころには手遅れがおおいとのことで、スキルスがんとか、沈黙の臓器と言われているようです。
発見が遅くなるため、5年生存率は癌の中でも最も低い8.9%だそうです。
この発見にはどうしたらいいのでしょうか?
主な症状としては3つ
①「心当たりのない血糖値の上昇」
インスリンの分泌が悪くなり、血糖コントロールができずHbA1Cの値が悪くなるようです。
②「お腹や背中の痛み」これも症状の一つとされています。
③「黄疸」これが3つ目の症状です。胆管が封鎖され、胆汁が逆流し黄疸を引き起こすとされています。
これらの症状がでたら、くれぐれも注意して早めの受診をこころがけましょう。
「肥満・糖尿病・喫煙・飲酒」これらがリスクを上げる要素とされています。
健康体が一番ですね。
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これになるリスクは「飲酒と喫煙」です。
もう飲酒と喫煙はいいことないですね。
タバコを吸うと、吸っていない人の約13倍喉頭がんになる可能性が高まるようです。
「食道がん」の初期症状は2つ
①胸の奥がしみるような感じがしたりちくちくする痛みがある。
②食べ物がつかえるような感じがする
また、声帯に転移すると「声がかすれる」といった症状が出るみたいです。
「喉頭がん」の症状
①耳がつまった感じがする
②声がかすれる
喉頭がんが大きくなると食べ物が通りづらくなり、気管を塞ぎ呼吸がしずらくなるようです。
有効な検診がこの2つのがんにはないようです。困りましたね。
胃カメラで観察すると見つかったりするようです。胃カメラを検討しましょう。
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「膀胱がん」についてです。
比較的、治りやすいがんとされているようです。
初期症状
①頻尿になる
②尿道近くにがんができると、排尿痛が起きる
膀胱がんの一般的な症状は「血尿」です。
色に違和感を覚えたらすぐ泌尿器科に受診しましょう。
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がんに共通する3つの症状とは
①心当たりのない体重減少
②熱が出たり下がったりする
③体から血が出る
①がん細胞は人間のたんぱく質や脂肪をエネルギーとして成長し
がんの成長に伴い、筋肉がおち体重が減少するようです。
何もしていないのに半年から1年の間に体重が5%減るようであれば異常なため
すぐ内科に受診しましょう。
②3週間以上38度以上の熱が出たり下がったりする状態が続くと、がんの可能性が疑われます。熱とともに、食欲がない、吐き気がする、倦怠感がする症状があれば内科に受診しましょう。
③がんそのものから出血するため、生理や痔以外からの出血で、体から血が一定期間で続けるようであれば異常があるため、内科に受診しましょう。
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がん検診を何歳まで受けるべきか?
についての答えは75歳を1つの目安にするべきとしています。
がんを発見しても体力面で手術適応がなかった
検診を受けても死亡率に影響がなかった
等のデータに基づき目安とされているようです。
一つの参考にしたいと思いました。
日本人男性の平均寿命が81歳で健康寿命が72歳のようです。
75歳まであと何年生きれるのかを意識して、健康的に過ごせるようにしたいと思います。
今回の著書はこちらです!
著者:森勇磨さん
めちゃくちゃおすすめ~