#3 今借りている住宅ローンの金利はご存じですか?もしかしたら損しているかもしれません。
おはようございます。
40代を毎日イキイキと生きる!お金と時間と心の余裕を手に入れたい。
大手金融機関勤務のマーシーです。
このblogではおすすめの住宅ローン、筋トレ、朝活、不動産等について語っています。
それでは本編にいってみましょう!
早速本題から行きたいと思います。
今借りている住宅ローンの金利はご存じですか?
もしかしたら損しているかもしれません。
ちょっと過激なタイトルでしたが、ドキッとした人は続きをご覧ください。
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<結論>
返済予定表を見て、今の金利を確認しましょう。
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金融機関から電話や郵便物を見逃していませんか?
もしかしたらそれを見逃していると損をしているかもしれません。
毎日送付されるDM、広告物、チラシ等に紛れて、あなたにとってとても有益な情報が入っている郵便物は見逃さないようにしてください。
特に借入中の金融機関からの郵便物は中身を必ずチェックしましょう。
10年くらい前にフラット35でお借入れされている方は、金利が2%後半から3%程度で借入をしている方がいると思います。
以前、過去に借入したお客様に借換推進のお電話をしました。
勿論つながらない方も多いのですが、中には電話に出てくれる方もいます。
パターンは2通りに分かれます。
1つ目は、前向きに話を聞いてやってみると動いてくれる人。
2つ目は、忙しいことを理由に先延ばしにしてしまう人。
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「以前も何度かお電話や借換えシミュレーションを郵送でお得なご案内をしたのですが、その後いかがでしょうか?借換えされますと●●万円月々の返済額が減り、総額は●●●万円お安くなりそうです」
お客様
「忙しくて郵便物とかもみれていないんだ。時間もとれそうにないです」
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実際、金利3%程度でお借入れ、返済が10年ちょっと経過しており
現在の金利で借換えすると月々の返済額が4,000円~10,000円、トータルの総返済額が100万~400万程度安くなるケースがありました。
金融機関から、自社から自社への借換えや、条件変更で金利を低くすることを進めてくるなんとことはないと思っているかもしれません。
怪しいと思わないで、冷静になって提案書を見てみて下さい。
この物価高で月々の返済額が下がるなんてコストダウンできる方法を使わない手はございません!!
借換については、また申込書や公的書類(住民票や課税証明書)等取得して、審査をする必要がございます。借換時に金融機関に支払う手数料や登記費用等、諸費用が掛かるのですが、現在の残高に上乗せして(諸費用も借入可能)借入することもできますので、手出しで現金を出すのは少なくて済みます。
手間は多少かかるのですが、その手間をかけることでコストダウンできるのであれば
やらない手はないと思います。
また、ほかの手段もございます。
もし民間の銀行ローンを借りている方の場合は、今の銀行に相談してみてください。「今の金利が高いので他行に借換したい」と
各金融機関も他行に借換されて逃げられてしまうのであれば、条件変更で金利を他行並みに下げてくれるケースもございます。
手数料は銀行によって5,000円から借入金額の2.2%(税込み)を取る場合がありますが、高い金利で借りている場合は検討の余地は大いにあると思います。
前回もご案内しましたが、借換に便利なシミュレーションツールをご紹介いたします。
https://www.simulation.jhf.go.jp/type/simulation/karikae/openPage.do
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「今回のケース」
フラット35を10年前に借入
諸費用は自己資金で支払う
借入年数を2年短縮する
<現在> <今回>
残高2,000万円 残高2,000万円
借入年数22年 借入年数20年に短縮
※あくまでも概算ですので、実際の借換については各金融機関にご相談ください。
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<入力内容>
①商品を選択
②残りの年数を選択
③金利タイプを選択
④現在の金利を入力
⑤現在の残高を入力
⑥団信支払方法を選択
⑦商品を選択
⑧借入期間を入力
⑨借換えの金利を入力
⑩借換したい残高を入力
⑪団信支払方法を選択
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今回のケースでは、団信は制度改定により以前は毎年保険料を年払いしていましたが、借換することで金利に含まれて、毎月の支払額に含まれることになります。
月々の返済額は4千円程度お安くなります(ここに団信の保険料も入ります)
また、トータルの総支払額は400万程度お安くなります。
<ポイント>
①月々の返済額が減り、トータルの総支払額も減る
②借入年数が短くなる(フラットの場合、返済期間が20年以下だと適用金利が低くなります)
③諸費用は今回自己資金でしたが、残高に上乗せして借入することもできる
住宅ローンは一度借りたら終わりではありません。
完済まで長くお付き合いする必要があります。
お子さん等が生まれたり、自宅を購入したり、ライフイベントのたびに、保険の見直しはしたりすると思うのですが、一番毎月の支払の中で大きな金額を占めるのは、賃貸であれば家賃ですし、購入されている方は住宅ローンです。
黒田総裁のゼロ金利政策から始まり、ここ数年でネット銀行が台頭してきて、メガバンクをはじめとして住宅ローンの金利競争は激化しております。
過去に借入してそのままにしている人がいましたら是非見直ししてみましょう。
例えば、あまりメリットが出ない場合(返済額が変わらない等)でも
借換えをすることで、債務者が万が一何かあった場合や病気になった場合
住宅ローン残高がゼロになる、団体信用生命保険の保障内容をグレードアップすることもできます。
最近はやりなのが、がん団信や3段疾病がついている商品です。
年齢を重ねていきますと、がんの罹患率は高くなる傾向がありますので
団信の保障内容も一度見直してみてください。
<今回のまとめ>
①金融機関から連絡が来たらそのままにせず確認すること。
②返済予定表を見て、現在の金利を確認すること。
③変動金利も0.3%代の時代です。金利差があればメリットがでます。
④返済額が変わらなくても、借換することで、がん団信等保障内容を付帯することができます。
次回の更新もお楽しみにしてください。
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