#2 私は住宅ローンをいくらまで借入できるのか?
おはようございます。
40代を毎日イキイキと生きる!お金と時間と心の余裕を手に入れたい。
大手金融機関勤務のマーシーです。
このblogではおすすめの住宅ローン、筋トレ、朝活、不動産等について語っています。
それでは本編にいってみましょう!
朝活33日目継続、早朝ランニング15日目継続中です。
たまにポスト等に物件のチラシ等が入っていたりしますよね。
私は一体、いくらくらいの物件を購入できるのだろうかと考えたことありますか?
本日は、「私は住宅ローンをいくらまで借入できるのか?」
について考えてみたいと思います。
ここ数年コロナで在宅勤務が増え、手狭な賃貸から分譲マンションや一軒家を購入された方は多かったと思います。
まだ買う気はない方や、将来的に自宅の購入を考えている方に参考になれば幸いです。
それでは行ってみましょう。
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<質問>
「私は住宅ローンをいくらまで借入できるのか?」
<結論>
銀行の審査基準は様々ですが、
「年収に対してどれくらい借入できるか」
といった目安を参考にできます。
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基本的な会社員のケースでみていきましょう。
昨年の源泉徴収票を出してきてください。下記のようなやつです。
左上の支払総額をチェック!!この場合600万円が審査年収となります。
ポイントは3つ。
1つ目:一般的に年収が400万で借入できる金額が変わること。
2つ目:審査するときに使われる金利は、変動金利の0.4%とか実際に借入する金利ではなく、3.5%といった高めの金利で計算しています。
3つ目:今回の住宅ローンを組む以外に、その他借入れ(2回払い以上のもの)の有無
目安基準 | 年収400万未満 | 年収400万以上 | 審査金利 |
フラット35 |
30%以下 返済比率 |
35%以下 | 1.96%(※1) |
変動金利 銀行ローン |
30%以下 返済比率 |
35%~45%以下 | 3%~3.5%(※2) |
※1フラットは申込する金利が審査金利となります(2023年3月金利)
※2金融機関によって異なります
<返済比率とは>
「返済比率」とは、金融機関によって異なりますが、借入の本人年収に対して30~35%程度が審査基準となっています。
一般的に無理のない範囲は20%以内といわれています。
簡単に言いますと、年収に占めるローンの年間返済額の割合です。
とても便利なシミュレーションツールをご紹介いたします。
それは住宅金融支援機構が提供している借入シミュレーションツールです。
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<入力項目>
①源泉徴収票の支払総額を入力
②審査金利を入力(3.5%といれておけば大体の金融機関は大丈夫だと思います)
③80歳未満完済が多いのでご自身の79歳‐ご自身の年齢を入れてください。44歳の方は35年組めるかと思いますが誕生日の関係とか融資実行のタイミングで異なります。
④一般的に元利均等が大半ですので元利均等を選択
⑤その他2回払い以上の支払があれば入力ください。
⑥ボーナス払いがあれば入力ください。
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【ケース1】
民間の銀行ローンを想定し、その他借入がない場合、年収600万円ですと
約4,200万程度まで借入ができる目安となります。
次のパターンを見ていきましょう。
【ケース2】
フラット35を想定し、その他借入がない場合、年収600万円ですと
約5,300万程度まで借入ができる目安となります。
あれ、借入可能額が1,000万近く増えている?と気づいていただけましたでしょうか?
フラット35の今月の金利で計算したところ、審査金利が銀行のローンより低いため
借入可能額が増えた形になります。
【ケース3】
民間の銀行ローンを想定し、その他借入(オートローン)が毎月3万円、ボーナス時年2回15万ずつ支払がある場合、年収600万円ですと
約2,900万程度まで借入ができる目安となります。
その他の借入れがあると借入可能額が伸びませんね。住宅ローンの契約時までに完済して完済証明書を銀行に提出することで、その他の借入を除外して審査することが可能です。
いかがでしたでしょうか?
とても便利なシミュレーションツールが無料で使えます。
いろんなパターンでできますので、よければ使ってみてください。
<本日のまとめ>
①年収400万未満か400万以上かで借入可能額の目安が変わります。
②なるべくオートローンやカードローンなどは自宅を購入を検討する場合は避けましょう。どうしてもローンを組みたい場合は、住宅ローンを組んでからにしましょう。
③借入可能額を伸ばしたい場合は、フラット35等も視野に入れてみましょう。
次回の更新もお楽しみにしてください。
ではまた!!
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