#25 住宅ローン繰上返済の先送りについて
おはようございます。
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大手金融機関勤務のマーシーです。
このblogではおすすめの住宅ローン、筋トレ、朝活、不動産等について語っています。
それでは本編にいってみましょう！
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今日のテーマは「住宅ローン繰上返済の先送りについて」についてです。
「頭金ゼロ」で返済減少の怪 住宅ローン、繰り上げ返済先送り（ＩｎｓｉｄｅＯｕｔいまを解き明かす）
3月20日の日経新聞に記載がありましたので考察したいと思います。
記事をまとめますと以下になります。
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・住宅ローン減税(控除）を享受するために繰り上げ返済をしない
・住宅ローン減税（0.7%）と住宅ローン金利（0.4%~）の逆ザヤが生じている
・昔は頭金を２～3割入れる人が多かったが、今は頭金０～1割が4割ほどを占める
・変動金利(0.4%~）と固定金利(2%~)の金利差が拡大してきている
・コロナ禍で住宅ローンの返済計画の条件変更申請が増加中
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前回の記事で何年で借入して、何年で完済しているのか？について記事にしました。
住宅ローン控除の改正があり、控除率が元々１％だったものが0.7%になってたりします。
これは会計検査院が指摘したのですが、変動金利の金利競争が激しく、住宅ローンで借入する金利利息のほうが、戻ってくる税金より低い「逆ザヤ現象」が生じているため、
本来はローンを組む必要がない人が組んだり、繰り上げ返済をしなくなったりする動機になると問題視したものになります。
住宅金融支援機構 住宅ローン利用者の実態調査(2022年10月)調査より、住宅ローンの融資に対する頭金の比率ですが、1割以下が3割ほどを占めています。
100%超(オーバーローン）も含めますと4割近くになります。
<融資率> 住宅金融支援機構
住宅ローン利用者の実態調査(2022年10月調査）より引用
頭金がいくら入っているかを図にしました。
| 50%以下 | 10.1% |
| 50%超60%以下 | 8.8% |
| 60%超70%以下 | 9.6% |
| 70%超80%以下 | 11.7% |
| 80%超90%以下 | 20.1% |
| 90%超100%以下 | 30.1% |
| 100%超 | 9.5% |
大手メガバンク等は、変動金利で借入する人が9割近くに上るようです。
私のいる銀行でも８～９割程度が変動金利で借りている方です。
ただ、最近の傾向としましては、変動金利と固定金利のミックスローンで借りる人の割合が少しずつ増えている傾向が見えます。
今後の金利上昇不安から、変動金利と固定金利を組み合わせることで、金利上昇時のリスクヘッジと、返済額を中和できるメリットがあります。
変動金利の競争は激しさを増していますね。
最近聞いた話ですと、某メガバンクも変動金利意をネット銀行並みの0.3%台で
貸出しをしている銀行もでき来ているようです。
顧客獲得の金利競争が激しすぎますね。
住宅ローンは一度組むと長いお付き合いができ銀行としても、土地や建物に担保を取っており、日本人は勤勉で返済は真面目に行い延滞率は低いといわれておりますので、
各銀行としても住宅ローンをフックにして、色々と他の商品も売り込みたいのが現状ですね。
今までネット銀行をお薦めしてきましたが、住宅ローンの審査でネット銀行より低い金利を出せるメガバンクもあるみたいですので、複数銀行を比較して一番いい住宅ローンを選ぶようにしてください！
ただし、金利だけに目を向けず、保障内容や使い勝手も視野に入れるようにしてください。
過去記事で住宅ローンを選ぶポイントを記事にしていますので参考にして下さい。
masaosanchanmel.hatenablog.com
また、コロナ禍で返済が厳しくなり、条件変更申請が増加しているようですね。
収入のUPDOWNは、景気にも影響されますので、仕方ない部分がありますよね。
いかに、収入が落ちたとしても払えるのか？といった目線で
「借入可能額」ではなく、「支払できる額」で、住宅ローンを組みましょう。
過去記事で考察していますので参考にして下さい。
masaosanchanmel.hatenablog.com
本編は以上です。この記事が楽しいと思ったら、良いねボタン！フォローをいただけると励みになります。次回の更新もお楽しみにしてくれると嬉しいです。
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朝日は素晴らしいですね！
活力をもらってます。
