#20 新築分譲マンション市場動向について考察する
おはようございます。
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大手金融機関勤務のマーシーです。
このblogではおすすめの住宅ローン、筋トレ、朝活、不動産等について語っています。
それでは本編にいってみましょう!
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今回のお題は、「新築分譲マンション市場動向について考察する」についてです。
今回は不動産の目線でいきます。
参考にしたサイトは、不動産経済研究所です。
全国の新築マンションの販売戸数の推移をみてみましょう。
2013年から2014年にかけて大きく新築マンションの販売戸数が減っています。また、2020年は全国で6万戸を切りました。コロナ禍の緊急事態宣言で各社がモデルルーム等を封鎖した影響などもあり、1976年以来の低水準となりました。
2021年はその反動もあり、7万戸以上を回復しています。
首都圏の新築マンションも見てみましょう。同じく2013年から2014年にかけて大きく減らしていますが、2020年まで緩やかに減ってきています。
2020年と2022年は3万戸を割りました。2014年と2017年は対前年比20%も落ち込んでいます。
近畿圏の新築マンションも見てみましょう。全国と首都圏と同じトレンドですが、2013年から2014年にかけて大きく減らしています。2万戸を割っている現状です。
続いて、価格の推移を見てみましょう。
まずは全国から。
2013年は前年比+9.2%、2015年は前年比+7.2%と大幅に上昇しています。
2013年から約10年で首都圏の平均価格は+1,000万円上がっています。
アベノミクスの金融緩和政策によって、海外からの投資マネーを呼んで
海外に比べて割安な日本の不動産を、海外の方が湾岸のマンションなどを投資用として何戸も購入していると聞きました。
首都圏を見てみましょう。上昇は4年連続です。
東京都23区を見てください。えげつない価格になっています。8千万越えています。
もう普通のサラリーマンの買える世界ではなくなってきていますね。
でも、首都圏の23区や通勤30分圏内の新築マンション等は、共働きのパワーカップルが
ペアローンで購入してどんどん売れていると聞きます。
ペアローンで購入されている割合が多くなっています。
10年前に買った人は本当にいいですね。
近畿圏もみてみましょう。5年連続の上昇で、1991年以来の高値となっているようです。
ただ、近畿圏はまだ首都圏に比べて5,000万を切っておりまだ割安感がありますね。
新築マンションの販売戸数が減少トレンドに対し、物件価格はそれに反比例して上昇トレンドですね。
駅前立地の用地取得が難しく地価が高いことに加えて、建築コストや人件費の高騰しており、当面販売価格は高値が続く可能性が高いといわれています。
「価格上昇」「テレワークによる在宅勤務」等により、郊外へ検討エリアを広げて購入を検討される層は引き続きいるようです。
直近3年分の売主・事業主別の販売戸数を掲載します。
上位の顔ぶれは毎年あまり変わっていません。
これはメジャーセブンといわれる大手不動産会社でないと、資金が潤沢に出せなかったりで用地取得が難しくなっているといわれいています。
新築マンションが高止まりで、中古物件の相場も上がっており割安感を感じなくなっています。
数年前に販売された新築マンションが中古マンションとして販売されていますが、販売当時より金額が高く売りに出ているケースを多く見かけます。
賃貸なのか分譲なのか、人それぞれの価値観ではありますが、
価格の推移や販売戸数の推移は知識として入れておいてもいいかもしれません。
本編は以上です。この記事が楽しいと思ったら、良いねボタン!フォローをいただけると励みになります。次回の更新もお楽しみにしてくれると嬉しいです。
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それではここからはフリートークの「おまけコーナーです」
今後年間200冊程度、ビジネス雑誌を読んでいるのですが今度お薦めの本もご紹介していければと思っております。
今日は朝活でジムにいきました。2日連続です。頑張っています。
オートファジーも5日目を迎えました。継続中です。
それではまた明日!